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友禅染めってなあに? |
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技術的には大変奥深いものですが簡単に言うと、白く細いふちどりの内側に色を挿したものを友禅染めと言います。
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江戸友禅染めについて |
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一般的に、江戸時代中期、京都の知恩院門前に住み、扇絵師として人気を博した「宮崎友禅斎」が友禅の創始者と言われています。
江戸幕府は、たびたび贅沢禁止令を出していました。そのため贅沢品とされた金糸銀糸や刺繍、絞りに取ってかわる新技術として、友禅染めが生まれました。
そして町人たちは、昔からある刺繍と絞りに古めかしさを感じていたこともあり、今までと異なる、軽快、華麗で斬新な友禅染めに熱狂しました。
それはやがて京都から江戸の町に広まります。江戸では禁止令の影響を受け、多彩できらびやかな京友禅に対し、単彩で粋な風合いの江戸友禅となりました。
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プロフィール |
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武蔵野美術大学卒業、同大学院造形研究科デザイン専攻
工芸工業デザインコース修了。
在学中は染色を同大学院教授 田中秀穂氏に師事、
在学時に手描き友禅の伝統工芸士である藤木紀一郎氏に見いだされ、
卒業後、江戸手描き友禅を同氏に師事。
現在「染工房 まいむらさき」を設立。
伝統的な手描き友禅の技法を活かしつつ、
普段使いのTシャツなどの制作も手がけている。
2012年2月「SEIWA認定講師」資格取得
2017年 栃木県芸術祭美術展 入選
2018年 栃木県芸術祭美術展 入選
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